マルバジア (MALVASIA) 2021
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蔵元:カティ・リボット(Cati Ribot)
タイプ:白
国:スペイン
地域:マヨルカ
品種:マルバジア・デ・バニャブファル
栽培・醸造:同じ日に収穫した葡萄を3種類の方法で醸造。
①除梗して、果皮と共にステンレスタンクで10日間のマセラシオン、発酵。
②除梗して、果皮と共にアンふぉらで15日間マセラシオン、発酵。
③グラップ・アンティエールのぶどうを足で踏んでプレス、ステンレスタンクで発酵。500Lの古いフレンチオーク樽で3ヶ月熟成。その後、全てをアッサンブラージュ。SO2無添加。
度数:10.5%
*インポータコメント*
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蔵元:カティ・リボット(Cati Ribot)
産地:スペイン マヨルカ
造り手:カティ・リボット
マヨルカの風土で自分らしく、農家3代目カティ・リボットのナチュラルな世界!
~人との出会い。それがカティの心を動かした!~
カティ・リボットは、マヨルカ島北部サンタ・マルガリーダ村のワイナリー『ガルメス・イ・リボット』の2代目。
ぶどう栽培農家としては3代目。
1990年、祖父母が当時高品質ワイン造りに需要が高かったメルロ、
カベルネ・ソーヴィニヨン、シラー、シャルドネなどのフランス品種を植えぶどうを販売。
1997年に両親が現在の13haの自社畑へと栽培面積を広げ、醸造所を作りワイン生産を開始。
カティは両親の元で栽培・醸造を共にしていた。
両親はフランス品種をメインに工業的なワインを造っていたけど、
若いカティはこのままでいいだろうか、と模索していた。
そんなカティに転機が訪れたのは2008年。
バルセロナの専門学校でワインを学んでいた時に、
カタルーニャでビオディナミの第一人者として知られるジョアン・ルビオと出会った。
ジョアンと話すうち、自分が進むべき道はこれだ!と確信。
以前から持続可能な農業や土着品種の重要性を感じつつあったカティは、
自社畑に様々な土着品種を植え始めた。
2010年には、自社畑全てを有機栽培に転換。
2015年から5年間、ジョアン・ルビオを栽培・醸造コンサルタントとしてワイナリーに迎え、
特にビオディナミ農法について深く学び実践した。
そして2019年、ゼロゼロのナチュラルワイン『チャトー・パキータ』の
造り手『エロイ・セド』との出会いは、カティをナチュラルワイン造りに導いた。
エロイは、その深い知識に裏付けされた繊細な感性で、
エネルギー溢れる唯一無二のワインを造り、世界中から絶賛される造り手。
彼からの教えでナチュラルワイン造りへの道に自信を得たカティは、
2019年からナチュラルワインを造り始めた。
\マヨルカ島のナチュラルな造り手は
カティの元に集まる!まさにマヨルカの母!/
エロイはマヨルカ島の生産者『クアトロ・キロス』の一角を借りてワインを造っていたが、
そこを離れることとなり、場所を探していた。
カティの醸造所は規模が大きいので、『よかったらここでワインを造らない?』と声を掛けたところ、大喜び!
現在エロイは、カティの醸造所を借りてワイン造りをしている。
カティは様々な出会いを大切に、自分の気持ちに誠実に道を模索していた結果、
現在11haの自社畑のうち8割を土着品種に植え替えた。
自身のプロジェクト「ベ・ダビオル (Ve d’Avior)
(マヨルカ語で「昔からの」を意、昔からのものを大事にという思いが由来)」を起ちあげた。
エロイ・セドとの共同プロジェクトも起ち上げ、共にワインも造る。
インドからの養子で愛娘のネちゃん、
そして仲間たちと共に、46歳カティのナチュラルワインライフは始まったばかり!
~「地中海の楽園」と呼ばれるマヨルカ島~
スペイン・バレアレス諸島最大の島マヨルカ島は、人口約96万人。
沖縄本島の約3倍、日本本島の1/100倍ほどの島。
地中海に浮かぶこの島は、年間 300日以上の晴天に恵まれる。
さらに、夏は30℃、冬は10℃と、年間を通して寒暖差が少なく、とても過ごしやすい気候。
「地中海の楽園」と呼ばれ、日本人にとっての沖縄やハワイのような場所といわれてる。
島全体にぶどう畑が広がるが、主に畑が集中しているのはのが北西部と東部で、2つのDOが存在する。
●DOビニッサレム : 北西部に位置し、粘土質に丸石が多く混ざる土壌が多い。
マント・ネグロやプレンサルなど土着品種を奨励し伝統と個性を大事にする。
●DOプラ・イ・リェバント :東部、石灰を僅かに含む粘土質土壌。
90年代、スペイン本土でフランス品種がもてはやされ、土着品種が引っこ抜かれてきた。
良い状態の土着品種の古木畑が非常に少ないエリア。
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